相続税対策というと、よく聞くのは贈与ですが、生命保険を利用した対策もよくききます。
生命保険金の非課税枠を利用した対策は有名です。
特に効果が大きいものとしては一時払終身保険というものがあります。
生命保険金には非課税枠という恩恵があるため、これを利用して相続税対策をとることができるというものです。
生命保険による相続税対策として、一時払終身保険が好んで使われていましたが、この保険については保険会社にとっての利益率が非常によくないために、その販売を停止する流れにあります。
他にも、相続税対策としての保険はいくつかあります。例えば低解約返戻金型と言われる保険もあるでしょう。
しかし、これら保険による相続税対策を行う上では、保険の販売員の話を鵜呑みにするのではなく、まず自分で判断し、かつ可能な限り税務の専門家である税理士に確認をとって、本当に対策になるのかをよくよく検討することが望ましいと考えます。
リスクと効果を十分検討の上の対策でないと思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
名古屋・半田の吉岡相続オフィス 吉岡生馬